4月2日・3日 JLA日本ライフセービング協会と日本女子体育大学ライフセービング部
の皆さんが現地視察に見えました。
今年度の新規事業で取り組んでいる「海と親しみ生命を守る水難事故防止のための
ライフセービング体験プログラム」事業の一環で、実際に体験プログラムを行う現地
を見てもらうために来ていただきました。JLA協会から広報担当、防災強化担当の2名、
日本女子体育大学ライフセービング部から8名の参加です。
4月2日はお互いにどのような活動をしているのかを知るために事務所で、パワー
ポイントを使って紹介しました。
ライフセービングという分野は全く未知の世界で、すべてが新しい出来事です。
頂いた資料には東北の中では秋田県と福島県は日本ライフセービング協会に所属
している団体がありません。
いわき市の海水浴場はその地区の観光協会や海の家の組合などが海の監視を
しているようです。現在では一般的に海水浴場の管理組合や行政がシーズンに
なるとJLA協会へ監視を委託し協会から各大学や資格を持った社会人などに、
依頼されているようです。
この日の夜は福島県サーフィン連盟のメンバーも入って交流会を行いました。
意見交換しながらどのように体験プログラムを作り上げていくか、手探りですが
実施に向けて熱い議論が交わされました。
翌日の4月3日は現地視察です。まず岩間海岸へ足を運びました。
サーファーが20人ほど海に入っていました。岩間海岸は砂浜の広さが戻ってきて
いるので、サーファーがいても事業の実施には影響がないようで、十分なエリアを
確保することが可能です。問題は駐車場でしょうか。また、ご覧のように工事中な
ので特別な出入り口の確保が必要になるかもしれません。7月の事業なのでそれま
でに工事はどのように進んでいるかは県との要相談です。
日女ライフセービング部は現地を見ていろいろと構想を練っているようです。
この後小浜海岸にも行ってみました。
砂浜の色が違うと言われ初めて気付きました。確かに岩間海岸は黒っぽく
小浜海岸は薄茶色です。
ここまでは事業を実施するために時間を過ごしてきましたが、全員いわきは
初めてということで、小名浜に観光に行くことにしました。
アクアマリンを通り過ぎ、ら・ら・ミューでお土産の買い物をして、食事と
なりました。折角いわきに来たのですから何か美味しい海のものをということで
鮨 寅平でちらし鮨をいただきました。
2日間にわたる現地視察も終えこれから本格的に事業実施に向けて進めていきます。
次回の第2回いわきライフセービング実行委員会は4月14日18:30当会事務所
で行います。