8月16日 お盆も終わりを迎える日小浜町に32年振りに伝統行事の左義長が復活しました。

昔は左義長と盆踊りは別々に行っていたのですが、昭和50年代の復活時には、左義長と同じ日に盆踊りを行ったそうで、今回の復活もそれに倣って左義長と盆踊りを同時に行う事になりました。

8月1日から盆踊りのお囃子の稽古が始まりました。経験のある人に交じって今回初めて笛や太鼓の練習をする若者が仕事を終えた午後7時ごろに公民館に集まってきます。

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 慣れない手つきで一生懸命に覚えていきます。

8月16日朝から快晴ですが、台風接近の天気予報は午後から雨で夜には大雨を伝えいます。

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 開催するか、中止にするか役員が集まって相談していますが、この天気で夜の雨を想定し決断するのは難しいところです。小浜の人達は血気盛んで多少の困難にはめげないことから、実施することに決断しました。

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 8月7日に那智神社から切り出して築港に浮かべて置いた竹を海岸に砂浜まで運び麦わらを括りつけていきます。

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 予め砂浜に建てた柱に竹を括りつけて縛り、上から垂らした3本の縄で地面に固定すると左義長の出来上がりです。全部で15本立てました。

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 続いて盆踊りのやぐらの組み立てを業者が行い、その飾りをします。小浜町は漁師が多いことから大漁旗で回りを囲い丈の吹き流しで威勢を付けます。

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 午後3時ごろ予報通りにパラパラと雨が降り出しました。しかしすぐに上がり、予定の午後5時には全員集合し段取り開始です。すると5時半頃には大雨の襲来です。ついに本格的に降るのかと気を揉んでいると、再び小雨になりその後は降ったり止んだりの小康状態が続き終わってみれば最高の盆踊りと左義長を行う事が出来ました。

 

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 雨で湿気ったために最初は点火棒の火の付きが悪くはらはらしましたが、威勢よく燃え盛る炎が夜空を焦がし小浜町の盆が終わりを告げました。