3月25日 いわき市主催の第3回南部地区復興グランドデザイン会議が行われました。
対象となる地区は小浜町と岩間町です。両者とも区画整理事業での再生を目指してい
ます。

7写真 3 11写真 3 5写真 1

第1回は、小浜町、岩間町の区長、消防関係者、まちづくり団体が召集されて、
この会議の趣旨と協力要請についての説明がありました。
第2回は、いわき市勿来支所大会議室で3つのテーブルに分かれての話し合いが
ありました。

今回もそうですが、どうしても被災され家を失ったみなさんからは、心情として
今のように借り上げ住宅に住んでいる環境で自分の住む街のこれからを考える気
持ちにはなれない、何よりも早く家に戻りたいのが先だとの意見が出ます。
確かにそれは本当によく分かります。

しかしながら区画整理が終わり家を建てて住んでから、新しい街のあり方を考えて
も出来上がってしまってからでは遅いのです。
今更地のうちに将来に期待の持てる街のあり方を創造し実現に向けて意見
を出すべきなのですが・・・
しかも役所がその気になっている時なのでビッグチャンスと捉えたいですね。

8写真 4 11写真 3 写真 4

というわけで、最初は戸惑っていた人達も、昔話や祭りやかつて岩間町と
小浜町とで7月に行われていた「むしおくり」の行事などについて話が盛り
上がっていました。「むしおくり」とは、簡単に言うと街ぐるみの喧嘩です。

「むしおくり」については、それだけでテレビドラマや映画が出来そうな
内容なのでいずれ機会を設けてじっくり触れたいと思います。

写真 2

各テーブルで出た項目は以下の通りです。
・世間話ができる四阿が欲しい
・金山から小浜に抜ける太い避難路が欲しい
・小浜の台地区の農業はネギだけではなくほかの野菜も美味しい
・ダイビングを観光にしてアワビ採りで一個1000円で販売したらどうか
・小浜は小さな街だが神社が3つあるので珍しい
・震災前は三社祭をやっていた(神輿を海に入れる)
・地区内に防風林を植えたらどうか
・海水浴場はコンパクトで非常に景観が良い
・小浜と岩間を遊歩道でつなぐ
・道の駅のようなものができれば自分達の農産物や海産物がが売れる
・7月にむしおくり(さぎっちょ)があり小浜と岩間で喧嘩していた
・砂場に遊具があるといい
・採鮑組合の小屋が津波で流されたので作って欲しい
・観光は公害があるので程々にして欲しい
・ウニの貝焼き、夏の岩牡蠣が有名なので復活したい
・光ファイバーが来ていないので何とかして欲しい

参加者は、小浜・岩間地区住民30人、行政8人、マスコミ1人、コンサル3人
まちづくり団体3人の計45人でした。