3月11日 なこその希望プロジェクト2018~8年目の3.11~を実施しました。
学生の手を借りてカレーライスの材料の仕込み、その後相変わらずのワンノートで勘緑さんからみっちりとフラッシュモブを叩き込まれました。筑波大学と芝浦工業大学の2ショット。
バックホーで穴をあけて焚き火の用意。我々はテントを立てて材料の搬入をします。
そして記念写真をパチリ。
園路には、砂がいっぱい溜まっているので大掃除。ここにはキャンドルを並べるので丁寧に、そしてきれいにする必要があります。
そうこうしているうちに勘緑さん達が到着しスタンバイを始めました。
この日学生は全員で33人が集合したので結構な迫力で、リハーサルから雰囲気を醸し出していました。
当会のメンバーは相変わらず砂の掃除とイルミネーションの取付、カレーライスの仕込みと分散して取り掛かっています。
カレー用の大鍋は双葉町の仮設住宅にある災害用の大鍋を、双葉町社会福祉協議会から借りてきました。この鍋の使用頻度は圧倒的に我々が一番ではないかと思います。
一方、ツリー型のイルミネーションが到着したので、これから配置を行うところです。
カレーも大分出来てきたようで、学生たちはおぢや元気プロジェクトの炊き出しおにぎりを美味しそうに食べています。毎年法要のための祭壇をお願いしている八幡台やまたまやさんも用意をし始めました。
小浜町・岩間町の人達も段々と集まってきます。
おぢや元気プロジェクトも毎年小浜町への支援活動を行っており、ここ数年はお互いにタッグを組んで開催しています。
働くと小腹がすくので、学生はおやつ代わりにカレーをいただいています。
清水いわき市長がお出でになり学生に支援活動の御礼を話してくれました。話をすると小腹がすくので市長もカレーをいただいています。
予定より30分ほど早く勘緑さん達が演奏を始めました。まず海の霊を鎮める儀式からです。今回は昨年と同じメンバーで来てくれました。文楽人形の木偶舎・韓国伝統チングドゥルのパクウォンさん・篠笛の阿部一成さん・和太鼓の溝端健太さんです。
寿三番叟をスタートにそれぞれの演奏、3人の演奏に合わせてのフラッシュモブが行われました。
仕上げは昨夜と当日に仕込んだ学生中心のダンス、『来たぞ 来たぞ 元気玉来たぞ 元気を届けに勿来に来たぞー』
いわきと姉妹都市を結ぶオーストラリア・タウンズビルから姉妹都市民間交流使のスーザンさんが来日中で来てくれました。
14:30 儀式が始まりました。主催者・小浜町区長(代理)・岩間町区長・そして黙祷のために参加された前法務大臣の岩城光英先生にもご挨拶をいただきました。真言宗智山派の皆さんの法要に合わせ焼香を済ませると14:46分時を告げる空砲の花火とサイレンが鳴り響き、60秒間の黙祷を全員で捧げました。
黙祷が終わると、紙塔婆に自分の名前を記し海に流す、水供養の儀式です。二人のお坊さんが海に入り預かった紙塔婆を海に流します。
15:30 昼の部に予定した事業は無事終了しました。