3月9日 前日の寒さとは打って変わって、朝から穏やかでそよ風が吹く
爽やかな気候の下、予定通り開催されました。
前日の8日10時から準備作業を開始、全体ミーティングの後各持ち場では
それぞれ決められた役割を協力し合って進めています。
錦須賀では、夜7時から花火を打ち上げて、住民の皆さんに(といっても
現在13世帯しか住んでいないんですが)喜んでもらいました。
今年から学生ボランティアとして、芝浦工大中村ゼミの学生3名が
参加してくれました。また、岩間町では昨年同様に甘酒と焼きネギ、
今年は錦須賀で、生徒の食事に豚汁を作ってくれました。
関根実行委員長、清水いわき市長、中根くんの内容説明と続き、特別ゲストのなすび、
アドバイザーの彫刻家高野さんの開会宣言で始まりました。
関西元気玉チングドゥルが奏でる韓国伝統音楽にのってスタートです。
アート会場となる被災地は巡回バスで向かいます。
今回の企画のポイントである錦須賀の防潮堤は、写真のように
なりました。
今回は、今までと違ってマスコミ取材が殺到しました。
地元紙以外に、読売新聞、産経新聞等が来ていたこと、TV局では
共同通信社が動画取材、いわき市がTV局を同行、なすびには専属の
カメラマンが密着取材、NHKの取材等過去2回には無かったことです。
さらに、ラジオ局からの取材では、地元FMいわき、ラジオ福島、
遠くは山口放送ラジオ、エフエム山口等から申し入れがありました。
地元の空撮家酒井さんが風の状態が良いということで、
パラグライダーを飛ばして空からの撮影をしてくれました。
イベントに全国から参加してくれた皆様、ボランティアで参加してくれた
Tsukuba for 311と芝浦工大の学生の皆さん、遠く関西から駆けつけてくれた
文楽人形の勘緑さんと木偶舎、韓国伝統芸能のチングドゥル、和太鼓の響道宴さん、
実行委員会で精力的に活動してくれた皆さん、サロンやアートのスタッフの皆さん、
駐車場や沿道警備に尽力してくれた各消防団の皆様、地元中学校美術部の先生と
生徒たち、祈念の花火を打ち上げてくれた湘南花火の皆さん、そして被災地住民
の皆様方に心より御礼申し上げます。
本当に良い事業を行うことが出来ました。
ありがとうございました。