3月10日 8年目となる「なこその希望プロジェクト2019」を岩間防災緑地で開催しました。1週間前には雨予報でメンバーもはらはらしていましたが、3日前あたりから徐々に天気が変化し始め、ついに最高の状態で迎えることが出来るようになりました。
前日からカレーの仕込みを始め、当日は現地での豚汁の準備やテントの設置など会場準備も着々と行い、ほぼ予定通りに進めることが出来ました。
今回は地元の高校生も参加し豚汁班を担当しています。子供達も大人も楽しんでいます。
例年通り関西からの元気玉も参加してくれました。大旗振りとフランスからチェロ奏者も来てくれました。
今回の大きな企画としてモニュメントの名称発表と表彰式があります。
最優秀賞は小学2年生の佐川葵保さん、優秀賞は高橋朝輝君・白井真之介君、審査員特別賞は大野創矢君が選ばれ、表彰式に臨んでいます。
モニュメントは、佐川葵保さんの「きみと」が命名され、プレートの除幕を行っています。一方岩間町の特産品である長ネギを焼いた焼きネギが大人気で、食べた人全員が思わず美味いと叫んでいました。
夕暮れからは恒例のキャンドルを灯し、静かに希望の花火の時間を待ちます。
今年も盛大に希望の花火が打ちあがりました。この花火は湘南花火さんが震災の翌年に当会が実施したなこその希望鎮魂祭の時から、ボランティアで来てくれているもので、間近に上がる花火を住民の皆さんも心待ちにしています。今年初めて見たという方は、感激して涙が出ましたと仰っていました。
この素晴らしい写真は、花火写真家蛭田眞志さんからの提供によるものです。
こうしてまた新たな一年が始まります。