今年の事業の一つである津波被災地からの情報発信事業として、昨年作成した震災記録誌「勿忘草」の翻訳版制作がある。
 これは、海外で『Fukushima』が原発事故と結び付けられた一面的な報道しかされないことから、何とかして現実の状況を分かってもらうために我々の活動を届けながら、現地でフォーラムを開催し交流を図り多面的に復興に向かう『Fukushima』の姿を理解してもらうことを目的に行う事業です。

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 昨日はいわきに住むALTでこの事業に協力してくれる6名のうち、4名が打ち合わせに来てくれました。すでに半分ほどのページの翻訳を済ませていて何とも頼もしい限りです。僕としてはネイティブイングリッシュで記述することが、緊迫感や豊かな感情の表現につながると考えているので、嬉しい一歩を踏み出す事が出来ました。

 昨日は福島民友の新聞記者がいろいろな質問をしていました。何故いわきに来たのか、何故この申し出を受けたのか、いつまでいわきにいるのかなどです。彼らはネットワークに投稿しているALTの先輩方が、いわきについて報道されていることとは違って人々が普通に生活していることや住民の暮らしぶりなどから、安心して来る事が出来たと言っておりこの作業は自分たちがいわきの復興に少しでも協力できることや日本語の勉強にもなることなどから機会を与えてくれて感謝しているとも話していました。

 9月~10月にかけて翻訳版は印刷される予定で進めています。

僕たち民間人が原発事故を否定することなく受け入れると同時にそれに負けることなく『Fukushima』の多面的な復興を続けている住民や行政の在り方も含め、世界に伝えていくことが大切だと考えています。