東北の被災地では、市町村単位で建設を進めている災害公営住宅と
県が建設を進めている復興公営住宅とがあります。

いわき市が建設を進めている災害公営住宅は、
  地区     所在   整備戸数    入居開始予定
  平地区    豊間   192戸     平成26年6月、10月
         薄磯   103戸       〃
         沼ノ内  40戸      平成26年4月
         作町   45戸      平成26年10月
         北白土  50戸      平成27年11月
  小名浜地区  小名浜  189戸     平成27年11月
  勿来地区   佐糠第1 30戸      平成27年10月
         佐糠第2 20戸      平成27年10月
         錦    64戸      平成26年4月
         勿来関田 72戸      平成27年1月
         勿来四沢 50戸      平成27年12月
  常磐地区   常磐関船 32戸      平成26年3月
         常磐湯本 88戸      平成27年11月~平成28年1月
  内郷地区   雇用促進 250戸     平成27年10月~平成28年3月
  四倉地区   四倉   151戸     平成26年7月~10月
  久之浜地区  久之浜  136戸     平成27年2月~12月
となっています。(合計1512戸 内訳:集合住宅1366戸、戸建146戸)

私たちが住む勿来地区では、236戸(内30戸が戸建)が建設予定となっていて
そのうち、錦地区に予定していた64戸が建設完了し鍵の引渡しが行われました。

写真 1 写真 2 写真 4

また、佐糠第2の予定地で建設工事が着工しました。
被災地の現状に触れることのない皆さんにとっては、被災地の中でどのようなことが
起こっているか情報を知る術はないと思います。
東日本大震災についての報道は日に日に少なくなってきていますし、特に福島県と
言えば原発関連の記事しか報道されなくなってきているからでしょう。

しかしながら未だに家屋が流失した被災者の皆さんは、借り上げ住宅で不自由な
生活を送っているのです。

災害公営住宅は、安定した生活を取り戻すための第1歩になることを願っています。