8月27日 今年度の事業である、「いわき市勿来地区の津波被災者が実体験を
未来に遺すタイムカプセル事業」の聞き取り調査が始まりました。
筑波大学の学生を中心とする学生ボランティア集団”Tsukuba for 311″に依頼し
聴き取り調査を行なっています。
実際に被災された皆さんには、まだ心の整理がつかない人や未来に遺す家族を
失った方があり、電話口でも迷われている方が多くいます。
出来るだけ多くの皆さんの参加をお願いしているところです。
それでも今の段階で30世帯弱の方が協力を申し出てくれました。
聴き取り調査の雰囲気を知ってもらえば、今後協力を申し出てくれる方も増える
のではないかと期待しております。

事前の打ち合わせを入念に行っています。

いよいよ聴き取り調査が始まりました。
何を話していいかわからないと不安げだった被災者の方々は、貴重な体験談を
沢山話してくれていますが、インタビュアーの学生が一番緊張しています。
経験を積み重ね、次第に上手になっていくものと期待しています。
この事業は、『全日本社会貢献団体機構』の協力を戴いて行っています。