2011年3月11日14:46 東日本大震災が発生し東北地方の太平洋沿岸一帯をマグニチュード9.0の
大地震と それに伴う想像を絶する巨大津波が襲いました。
今まで機会に恵まれず行くことが出来なかった岩手県・宮城県の状況をこの目で見ようと訪ねて
みました。 前日岩手県鶯宿温泉で一泊し、一路宮古市へ向けて朝8時00分に出発しました。
山田町から大槌町へ入る と被災地の姿が見えてきました。

橋の欄干が変形し、基礎だけの家に雑草が生い茂った風景は勿来でも見慣れているとはいえ、
旅先で見ると その凄まじさは別物のように感じられます。

テレビで一度は見たことがあると思いますが、大槌町の町役場です。入り口には祭壇が飾られ線香
立てと 生花が置かれていました。一般家庭や企業の解体を優先し役場は手つかずです。周囲もがれき
の撤去が済 んだ基礎だけの荒れ地の中で、手前のガソリンスタンドはブルーシートで屋根囲いをして
頑張って営業し ています。

リアス式海岸の港町はあらゆるところが被災し、防潮堤が歪んでいたり雑草の中に基礎があったり、
山積み の瓦礫には漁業用の網が混入していてその被害の広さと集落の多さに胸が痛みます。
釜石市の町に入ると、丁度お昼時でプレハブのお店の人に釜石の美味しい食事処を聞いたところ、
釜石ラーメンを教えてくれました。

ちょっと食べたところで写真を撮ってなかったことに気付き写したので、食べ半端です。
釜石ラーメンとは、麺の特徴を言うそうで、細麺のことを指すそうです。普通のラーメンと
野菜ちゃんぽん、餃子を注文しました。あっさり系のスープでとても美味しいです。
今日のうちに南三陸町まで走る予定なので、食事を終えると早々に大船渡に向けて出発しました。